手術は白内障手術、硝子体手術、緑内障手術、ルセンティス硝子体内投与治療、斜視手術、角膜移植、眼瞼下垂手術、眼瞼内反症手術、眼瞼外反症手術、翼状片手術、結膜形成術、涙道再建術、シリコンチューブ挿入手術等を日帰り、入院で行っております。
基本的に申し込みより1ヶ月以内に施行しておりますが、運転免許などの理由によりお急ぎの方は、希望に添えるよう尽力いたしますのでご相談ください。
手術は土曜日以外毎日、火曜日は午後、月水木金は昼やってますので都合の良い日で可能です。
手術は大体3~8分以内で終了いたします。
麻酔は基本的に点眼のみを使用しておりますので、安心して手術を受けていただけます。また、医療機器は最新式のものを採用し、眼内レンズも保険診療で認められる中で最新かつ最も高性能の物を使用しております。
ぶどう膜炎合併例、内皮細胞減少例、チン氏帯断裂例他難症例も様々なデバイスを使用して手術をしてますので、他院で断られてしまった方もご相談ください。
無水晶体眼への人工レンズの縫着手術も行っております。
周りがかすんで見える・明るい場所だと眩しく見えづらい・いくら調節しても眼鏡が合わない・2重3重にぼやけて見えるなどの症状が現れるのが、白内障です。
これは水晶体のたんぱく質が変性し、水晶体(目の中のレンズ)が濁ることにより視力が低下して、このような症状が現れるものです。
白内障で最も多いのは加齢に伴う老人性白内障です。60歳代で70%、70歳代で90%、80歳以上になるとほぼ100%の人に白内障による視力低下が認められます。
長期間放置をすると、他の病気を併発したり手術に時間がかかることがあります。早めにご相談ください。
緑内障について、患者さんからよくあるご質問はこちらでご紹介しております。
⇒ 患者さんからQ&A/白内障
当院ではイエロー非球面レンズを採用しています。若い頃は生体レンズは非球面です。年齢と共に球面化します。そして、乱視が増えます。手術で濁った球面化して乱視の増えたレンズを若い頃の状態に入れ替えます。イエローの意味は、従来の眼内レンズの白内障手術では術後眩しい、青く見えるとの訴えがありました。これは従来の眼内レンズではこのブルーライトを遮断する機能が無いからです。術前の生体レンズにはこの機能が有ります。よって、従来の眼内レンズによる手術ではこういう症状が現れるのです。このブルーライトを遮断するのがイエローレンズです。よって、非球面イエローレンズが最も若い頃の生体レンズに近いのです。非球面イエローレンズはHOYA社1種類、Alcon社2種類、AMO社1種類、計4種類有ります。当院ではこの4種類より患者様の屈折状態、希望を考え、より適したレンズを採用してます。又、乱視に関しては、3diopter以上の強度乱視に関してはトーリック眼内レンズで対応してます。3diopter以下には角膜形成による乱視矯正を行っております。
又、老眼治療となる多焦点レンズによる白内障手術も行っております。
最先端屈折型眼内レンズLENTISの白内障手術を行っておりま
硝子体出血、黄斑浮腫、黄斑円孔、黄斑上膜、増殖性硝子体網膜症、網膜剥離などにおこないます。手術時間は大体10分から20分です。一般的な20ゲージシステム以外に23ゲージや25ゲージシステムによる小切開硝子体手術も疾患により使い分けてやっております。また、当院では内視鏡による硝子体手術を行っており通常のやり方では手術のできない症例にも適応を広げ、また、実際に見て行うので手術の精度を高めております。
テレビでも紹介されたことがありますが当院医師服部匡志先生は増殖性硝子体網膜症の手術において国内及びベトナムにおいて100人以上失明と診断された患者さんに視力を回復させた実積があります。また、最近23ゲージシステムによる内視鏡手術も始め手術時間を短縮しております。日帰り硝子体手術も行っております。
硝子体とは眼の中にある透明なゼリー状組織です。
硝子体手術は、この硝子体が網膜を牽引、炎症を持続、にごりや出血により網膜への光を妨げた際、この濁りや出血を除去するために手術を行います。
主な適応疾患は、糖尿病網膜症、網膜剥離、黄斑上膜、網膜静脈閉塞症、硝子体混濁などです。
熊谷中央眼科では、従来の硝子体手術や今流行の小切開手術の他、内視鏡手術によりさらにきめ細やかな手術を行っております。
硝子体手術について、患者さんからよくあるご質問はこちらでご紹介しております。
⇒ 患者さんからQ&A/硝子体手術
関東信越9県で東飯能眼科が3番目、おおのはら眼科が7番目に厚生労働省特掲診療認定施設となりました。
私はこの手術を11年前より行っております。
この手術の特徴としては
よって、手術時間を短縮できる等があります。
勿論、最近流行のワイドビューシステム、シャンデリア照明等も状況に応じて採用してます。
私の手術時間は硝子体出血、黄班前膜、黄班円孔等でだいたい40分です。
網膜剥離や増殖膜切除はケースバイケースですが、最大で1時間半でしょうか。
当院では網膜剥離手術を行っておりますが、その特徴について説明いたします。まず、網膜剥離の発生についてですが網膜周辺の変性などがあると、高齢者では硝子体が液化してるので、変性部位に裂孔が生じるとそこより液化した硝子体が網膜下に侵入し網膜が剥がれます。そして、それが黄班に及ぶと視力を失います。そして、黄班が剥がれた時間が長いと後で手術にて元に戻しても視力は回復しません。原因として、他に外傷やアトピー、又、糖尿病性網膜症等での増殖膜等による牽引によっても起きます。若い人は硝子体がまだ液化してないので進行は遅いですが、同様です。治療法としては原則的には若い人には強膜内陥術を行い、中年以上では硝子体手術を行います。理由は専門書に任せます。当院では内陥術にも内視鏡を用いクライオによる裂孔の閉塞の確認を行っております。硝子体手術も同様に内視鏡にて行っております。
緑内障の治療はまずは点眼薬、次に飲み薬となり、レーザー隅角凝固(新生血管緑内障では不可)となり、その次に手術となります。
当院での手術は眼圧上昇なの軽度な場合はビスコカナロストミー、高度な場合はトラべクレクトミーを行ないますが、去年4月より保険適応となった緑内障インプラント挿入術を導入しました。
インプラント挿入術は従来の手術と比べて手術時間が短く術後の速やかな視力回復が得られます。
また、術後合併症も少ない術式です。本手術は手術の出来不出来に左右されず安定した効果をもたらします。
緑内障とは何らかの原因で神経が障害され、視野が狭くなる病気です。
眼圧の上昇がその原因のひとつといわれています。
急性の緑内障では急激に眼圧が上昇するため、眼の痛みや頭痛・吐き気など激しい症状を起こします。一方、一般的な慢性の緑内障は、自覚症状がほとんどなく多くの場合知らないうちに病気が進行しています。視神経の障害はゆっくりと起こり、視野も少しずつ狭くなっていくため、あまり眼に異常を感じません。
緑内障は時間が経つと治りにくくなるため、このような急性閉塞隅角緑内障の発作が起きた場合はすぐに治療を行い、眼圧を下げる必要があります。
緑内障について、患者さんからよくあるご質問はこちらでご紹介しております。
⇒ 患者さんからQ&A/緑内障
当院では様々な緑内障治療をやっております。まずは点眼薬を中心とする薬物治療ですが、それでも視野障害が進行する場合、レーザー治療や手術を行っております。手術は様々な手術があります。1 先ずよく行っているものとして繊維柱体切開術があります。毛様体で産生された房水は繊維柱体を通ってシュレム管より吸収されますが、繊維柱体を切開、除去することにより吸収を促進することにより眼圧下降を促進します。当院で行ってる術式でマイクロフックを用いたものがあります。執刀時間は4分ほどで短く、合併症としては出血くらいで重篤なものがありありません。白内障手術と同時手術で行うと5分プラス4分で9分位で終わります。
切開術は眼圧が3~12MMHGが可能で一般的に眼圧25MMH
国内及び米国アイバンクと提携しており、予定手術として行っておりますので、患者様の御都合に合わせる事が可能です。術者は、経験豊富なベテラン医師です。 角膜移植には全層移植(PKP)、深層移植(DALK)、内皮移植(DSAEK)、表層移植、輪部移植等があります。それぞれの特徴について説明します。
角膜は血管がないため人体で最も拒絶反応が起きにくい組織です。ステロイドを移植後数年使用しますが途中で止めることも可能です。
角膜の全ての層(上皮層、実質層、内皮層)を入れ替えます。患部を切除し、同サイズの提供角膜を縫合します。一糸にて縫合し、最後に糸を調節し乱視を減らします。適応疾患は全ての角膜混濁疾患です。
角膜の内皮のみを移植します。角膜は切除せず内皮だけ切除し、移植角膜のみ角膜の裏側から空気で押さえて貼り付けます。これにより全層移植のように縫合しないので角膜乱視が発生しません。良好な視力が期待できます。
アメリカでは角膜移植の半数以上がこの内皮移植となりました。
国内のアイバンク、またはアメリカのアイバンクより提供される角膜を使用しておりますが、国内のアイバンクより提供される角膜は、待機患者様が多いために提供されるまでに時間がかかりますし、いつ順番が回ってくるか予定がたちません。アメリカから提供される角膜は、アメリカ全土のアイバンクより供給されるため提供数が多く、手術日に合わせて提供してもらうことが可能です。そのため手術日の予定が立てやすく、患者様の利便性が高いといえます。手術の成績や予後は同等です。当院では患者様のご都合を考え、アメリカアイバンクの提供膜を使用しています。費用は為替や角膜のランクによっても変動しますのでその都度ご相談下さい。
当院で新しい近視及び乱視矯正手術を行っております。ICLとは虹彩と水晶体の間にソフトコンタクトレンズのような柔らかいレンズを挿入し近視を矯正する手術です。
ICLはレーシックが受けれないー10D以上の強度近視の方や角膜の薄い方でも手術が可能です。
レーシック手術やRK手術では角膜を削るために角膜が台形となり重症のドライアイとなりレーシック難民等とも呼ばれてますがICLでは角膜を切除することがないのでこのような合併症はありません。
また、私は白内障手術を数多く行なっておりますが、最近、昔RKやレーシック手術を受けられた患者様の白内障手術を行なうことが多くなりました。現代の白内障手術では近視、乱視及び遠視を矯正することが可能なのですが、この際の眼内レンズ設定において重要な角膜曲率半径がレーシック手術後では均一でなく屈折値が目標よりかなりずれます。人工レンズの入れ替え手術も数多く経験しました。この点ICLでは角膜を削らないので白内障手術後の屈折値が目標よりずれることはありません。
早ければ1か月前後で手術が可能ですが、度数によっては数か月お持ちいただく場合 があります。手術後、まれに追加治療が必要になることもあります。軽度のハローや グレアや光の輪が見えることがありますが、だんだんと気にならなくなります。ICL での感染症は約6,000件に1件と言われごく稀ですが、術前後の注意事項はしっかり 守ってください。
ICL近視矯正手術は自由診療となりますので、手術代金や検査等に係る費用はすべて 自費となります。
手術費用の詳細に関してはクリニックへ直接お問い合わせください。
お問い合わせ:048-526-1010
涙道閉塞は涙の排出路が詰まる病気です。涙は上下涙点より取りこまれ、涙小管、涙嚢、鼻涙管、鼻腔と流れます。この排出路のどの部分が閉塞または狭窄しても流涙の原因となります。
治療目薬では治りません。閉塞部を物理的に開通させます。
方法としてはブジ-と涙道内視鏡手術とがあります。ブジ-は針金のような細い金属棒を涙点、涙小管、涙嚢、鼻涙道と挿入するのですが盲目的に非直視下に行なうため化道(本来の通り道でない通路)を作ったりし、化道は再閉塞しやすく結果に満足できるものではありませんでした。また、痛みを指標として行なう部分もあり、患者さんには不評でした。
その点、涙道内視鏡手術は、滑車下神経ブロック後に行なうので痛みはなく、また、涙道を直接観察しながら閉塞部を開通するので、化道をつくる危険性のない術式です。その後、開通した涙道に再閉塞しないよう鼻涙管チューブを挿入し3,4ヶ月間留置します。治療時間は5分から20分です。